2018年11月10日土曜日

20181110発眼卵放流イベント レポート

今年も発眼卵放流イベントが終わりました。
紅葉真っ盛りの中、漁協役員、釣り人6人、ClearWaterProjectメンバーで実施しました。

今回はテンカラ大王 石垣先生にも呼び掛けてもらい、6人の一般の釣り人が参加してくれました。

まずは発眼卵の消毒をし、死卵があれば取り除きます。綺麗な卵だけをBOXに入れていきます。 

続いて、このように皆で川の中にBOXを埋めていく。流れがあるところに入れないと死卵になりやすいので、ある程度の流速のとこに入れますが、大雨で流されないような場所にするという注意も必要です。 

出来た!程よい流れにたくさんのBOXが入っています。 

こちらは左岸側で作業をされていた西尾さんと薮下さんのエリアです。
左岸と右岸、適度にばらして、良い場所にBOXを入れていきます。

左岸側も良い感じです。 

作業を終えて歓談中。
釣り人の皆さんが集まってくれたので、4万粒35BOXがなんと1時間程度で終わってしまいました! 

さて、これからが面白いです。
今回の卵達も稚魚になる確率は90%越えを目指します。
通常、自然繁殖魚でも15cm個体になる確率は2%です。ただし、名倉川漁協でやっている方式では、それを越えれるのでは?と考えており、これも継続的にチェックしていきます。

アマゴ達は長い冬を超えるわけですが、少しずつ大きくなっていく稚魚を観察するのは感動ものです。
自然繁殖魚でも2%だけしか15cm個体になれないという厳しい世界。貴重な魚達です。

今後の成長は随時こちらのブログでもレポートをあげていきます。

ご協力頂いた釣り人(テンカラ師)の皆様、誠にありがとうございました!!

なお、今回の稚魚は3月頭には段戸川C&Rエリアに移す予定です。