2019年2月21日木曜日

段戸川キャッチ&リリース区間への稚魚放流、看板設置など

段戸川倶楽部の皆様にお手伝い頂き、昨年秋にいれた発眼卵から孵化した稚魚のキャッチ&リリース区間放流、看板の設置、一部入渓口の整備を実施しました。

寒いかな?と思いましたが、まあまあ暖かく良い準備ができました。

今回キャッチ&リリース区間に入れた稚魚は昨年11月に発眼卵としてBOX放流した40,000粒です。

何度か調整はしたものの、今シーズンは大きな出水もなく、無事90%(36,000匹)越えの孵化率です。残念ながら?35BOXのうち、3BOXは小田木川に自然放流されましたが、それでもすごい数の稚魚を入れることが出来ました。
小田木川に放流されたものも、いずれは段戸川に上るかもしれません(^^

本漁協では発眼卵をBOX放流し、最も弱い卵から稚魚になるまでは細かくメンテして守り、泳いで最初の餌を食べるタイミングで川に出すという方式をとっています。
現タイミング(翌年2月末、2-2.5cm程度の稚魚)では自然繁殖魚よりも生存率は圧倒的に高いはずで、単純に発眼卵を直播きするよりもかなり高いはずです。メンテしてますから(^^;
この3万匹強の稚魚達が15cm程度に育つ来年の夏に何%残っていくのか、今後も調査していきます。

以下の写真は段戸川倶楽部の皆様にお手伝い頂きながら、小田木川の秘密基地からBOXを出し、段戸川キャッチ&リリース区間に入れる様子です。


BOXをあけるとこんな感じでアマゴの稚魚がわんさか孵化しています。
これが35BOXあります。


稚魚達はBOXからあげられると、軽トラの荷台へ。

ドナドナドーナードナー♪ 揺られてゆーくよー♪

これは、キャッチ&リリース区間に放流した後、30分程度経過し、稚魚が泳ぎ始めた後の様子。


最後に作業を終了し、豚汁とおにぎりで段戸川倶楽部の皆様と歓談中。

まだアマゴが少ないため、キャッチ&リリース区間では今後解禁前の2/28⇒3月⇒4月と順次成魚を放流していきます。

また情報をアップしていきますので、楽しみにお待ちください。

協力頂いた段戸川倶楽部の皆様、誠にありがとうございました。

#倶楽部の石垣先生もブログに書いてくださっていますので、リンクをはらせて頂きます。
テンカラ大王