2018年11月15日木曜日

段戸川C&R区間 アマゴ資源量調査

今日は名城大学 谷口先生研究室の皆さまと段戸川C&R区間の調査でした。
朝から気温が上がらず、終日寒い一日でしたが、良い調査が出来ました。
感謝です。

電気ショッカーでの調査方法を教えて頂いたり、2パス除去法や、捕まえた魚の計測等、とても勉強になりました。
1日を大学生と一緒に過ごすことも新鮮で、谷口先生と学生君達の面白やりとりも大変面白かった。
そして、最近の大学生がよく働くこと! 自分達の頃より良いですね(笑)

調査結果はというと、アマゴよりブラウンが多い、魚影は濃くないという現在の状況でしたが、それはそれ。
きちんと現状を把握して基礎データをとっておき、今後3年間くらいで増やしていくことが重要です。








2018年11月10日土曜日

20181110発眼卵放流イベント レポート

今年も発眼卵放流イベントが終わりました。
紅葉真っ盛りの中、漁協役員、釣り人6人、ClearWaterProjectメンバーで実施しました。

今回はテンカラ大王 石垣先生にも呼び掛けてもらい、6人の一般の釣り人が参加してくれました。

まずは発眼卵の消毒をし、死卵があれば取り除きます。綺麗な卵だけをBOXに入れていきます。 

続いて、このように皆で川の中にBOXを埋めていく。流れがあるところに入れないと死卵になりやすいので、ある程度の流速のとこに入れますが、大雨で流されないような場所にするという注意も必要です。 

出来た!程よい流れにたくさんのBOXが入っています。 

こちらは左岸側で作業をされていた西尾さんと薮下さんのエリアです。
左岸と右岸、適度にばらして、良い場所にBOXを入れていきます。

左岸側も良い感じです。 

作業を終えて歓談中。
釣り人の皆さんが集まってくれたので、4万粒35BOXがなんと1時間程度で終わってしまいました! 

さて、これからが面白いです。
今回の卵達も稚魚になる確率は90%越えを目指します。
通常、自然繁殖魚でも15cm個体になる確率は2%です。ただし、名倉川漁協でやっている方式では、それを越えれるのでは?と考えており、これも継続的にチェックしていきます。

アマゴ達は長い冬を超えるわけですが、少しずつ大きくなっていく稚魚を観察するのは感動ものです。
自然繁殖魚でも2%だけしか15cm個体になれないという厳しい世界。貴重な魚達です。

今後の成長は随時こちらのブログでもレポートをあげていきます。

ご協力頂いた釣り人(テンカラ師)の皆様、誠にありがとうございました!!

なお、今回の稚魚は3月頭には段戸川C&Rエリアに移す予定です。


2018年11月4日日曜日

アマゴ発眼卵放流や資源量調査

あっという間に寒くなってきました。
木々も色づき始め、紅葉は駆け足に過ぎて冬近しという気がします。
さて、いくつかご連絡です。

まずは11/10(土)アマゴ発眼卵放流イベント。

連携するClearWaterProjectさんや、東海スポーツフィッシングクラブさんでも告知していますが、まだ参加者募集中です。
都合がつく方はお気軽にどうぞ。

次に谷口先生研究室の皆さまにお世話になっているアマゴ資源量調査
既に3回目まで実施して頂いております。


実はまだあまり望ましい結果が出ていません・・・
ただし、今年それほど良い結果が出なくとも問題ないとは考えています。

継続的にアマゴの発眼卵放流をし、そのエリアをC&R区間とすること、そして定期的に今回のような資源量調査をすること、これらが出来ていればいずれはたくさん釣れる川になっていくでしょう。

焦らず貴重なデータを採取し、地に足をつけて取り組んでいければと思っています。